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選挙の投票率最低国日本?若者の投票率世界と比べてみた

こんにちは!

株式会社FAIR代表取締役の香川隼也です!

今回は若者の投票率に関して記事を書かせて頂きます。

私は現在29歳なので若者なのかおじさんに入るのかはわかりませんがよろしくお願いします(^^)/

それでは本題。

この記事にたどり着いた方はきっと

「日本って投票率が低いと言われるけど本当なのかな?」

「若者の投票率が問題だって言うけど低いとだめなの?」

こんな疑問を持った方じゃないでしょうか。

そんなあなたの疑問にお答えするために頑張ってわかりやすく解説しますのでぜひ最後まで読んでください!

必ず最後には疑問を解決出来て日本の現状とあなたがとるべき行動が見えるはずです!

若者の投票率が低いとなぜ問題なのか

まず根本的になぜ若者の投票率が低いとどうなるのか説明します。

若者の投票率が低い

政治家が自分が当選するために年寄り向けの政策を盛りだくさんにする

若者がそのための費用を搾り取られるし将来を担う子どもへの教育投資などが出来なくなる

若者が貧乏になり、消費が落ち込む、子ども育てるお金がない、子ども産まなくなる

(年寄りは消費にお金を回しづらい、いつ入院とかで出費するかわからないしもう働けないから派手に消費出来ない)

子供への投資が出来ないから世界との競争力が落ちる、日本ますます貧乏

という負の連鎖になる。

というか日本は絶賛その真っただ中にいる。

上の社会保障関係費が33.6%とすごい割合を占めているがこれが年配者の年金医療費を含んでいる。

この費用を教育育児の支援金に振っていかないといつまでも少子高齢化は進むし世界においてかれてジャパン終了。

いかに若者の投票率が重要かお分かりになりましたでしょうか?

世界と日本を比べた投票率

世界の投票率ランキング

まずは自分が気になった国の全体投票率ランキングから

ランキング 投票率
1 ベトナム 99.26
2 ラオス 97.94
3 ナウル 95.13
4 シンガポール 93.56
8 オーストラリア 91.89
17 スウェーデン 87.18
22 デンマーク 84.6
40 ブラジル 79.5
51 ドイツ 76.15
53 オーストリア 75.59
57 フィリピン 74.31
93 カナダ 67.65
95 イギリス 67.55
98 インド 67.4
132 韓国 58.3
135 アメリカ 56.84
146 日本 53.68
165 ロシア 47.88
178 フランス 42.64
182 チュニジア 41.7

参考記事:世界の議会選挙投票率 国別ランキング・推移

日本146位とか雑魚すぎるだろ。。。

しかも先進国の中だとドベ間際。。。

残念過ぎる。

 

次に思ったのは「ベトナムすごいな!

調べてみると地域の選挙委員会なるものが成果を問われるらしい。

だから選挙に来ていない人の家にわざわざ行ってドアをガンガンノックするとのこと。

単純に委員会が気合入っているとのことだからなおすごい。

ただ代理投票もOKらしい

会社、学校、マンションのロビーなど手軽に投票できるという工夫もされている。

 

上位のナウル、シンガポール、オーストラリアは投票しないと罰金があるから脅威の投票率。

 

よく投票率の高さで例に取り上げられるスウェーデンデンマーク87%84%とやはり高い。

再現性と内容をみると日本が参考にするべきなのはこの2国だと思う。

後でそれについては取り上げていきます。

 

その後に大体の先進国が名を連ねていきます。

フィリピンの投票率が以外にも高いのがすこし驚きでした。

調べてみるとフィリピンでは2回連続で投票に行かないと選挙権がはく奪されるそう。

しかも投票日は祝日となり職場が休みになるのでこの投票率の高さらしい。

選挙に対する姿勢が強いことがわかりました。

 

そしてアメリカ56%、日本53%と世界の中でも投票率が低い国ということなります。

世界の若者の投票率

気になる国ごとに若者投票率を見ていきましょう!

スウェーデン

参考記事

スウェーデンの若者の投票率は85%で全世代とほぼ差がない

上の表からわかるようにスウェーデンでは若い世代でも投票率が85%と非常に高く他の世代と変わりませんねー。

なんでこんなにもスウェーデンでは投票率が全体、若者でもこんなに高いのでしょうか?

1. 普段から政治の話を家庭でしている

2. 起きたことを多角的に見ることが出来るようにする教育がある

3. 学校づくりに子どもたちが参加できる

4. 模擬投票がリアル

5. ルールが全て正しいと思うなという教育をしている

 

1.スウェーデンでは普段から親と子どもで政治の話を普通にしているので選挙とか関係なく政治の重要性を知っている。

2.何か事件があったとき事件を引き起こした本人の異常性をとがめるのではなくそうなってしまった社会環境を考えるよう教育されている。

3.給食、奨学金、学生寮の建設などお金が絡む大事な決定会議の場にこどもが参加して決めることが出来る。だから自分たちの意見で世の中が変わるということを普段から経験している

4.学校の授業で模擬投票がある。模擬と言っても普通に投票日に大人たちと同じように投票所に行き紙を入れる。入れる投票箱が違うだけであとは本番の投票と全く一緒なのだ。だから大人になってもその延長で普通に投票にみんな行く。

5.スウェーデンでは、子供は子供なりに社会に対して自分たちの意見をはっきり主張するように教育されている。例えば日本では「学校の校則はきちんと守るように」と教えられる。スウェーデンでは「校則が本当に正しいのかどうか、自分たちで判断しなさい」と教えられる。そして「もしその校則が正しくないと思ったら、自分が思うことをやってみるといい」と言われるらしい。しかもこういうことが社会科の教科書に書いてある。“もしあなたがとんでもなくド派手な格好で学校に行きたいと思ったら、やってみましょう。初めはまわりの抵抗があるかもしれません。でも頑張ってやり続けていると、それが普通のことに変わるかもしれません”規則やルールや社会の仕組みは、自分たちがアクションを起こすことで変えられる。そう教えられて、スウェーデンの子供たちは育っていく。すばらしい!

 

デンマーク

1. デンマークの国会議員の選挙への投票率推移と2015年の年齢別投票率

年代別投票率推移        2015年年齢別投票率

 

年代

投票率

年齢

投票率

1945

89.50%

18

83.70%

1988

88.40%

19-21

77.20%

1990

82.80%

22-29

79.20%

1994

84.30%

30-39

85.10%

1998

86.00%

40-49

87.80%

2001

87. 1 %

50-59

88.70%

2005

84.50%

60-69

91.20%

2007

86.60%

70-79

90.10%

2011

87.70%

80歳以上

不明

2015

85.80%

参考記事

デンマークの選挙での投票率について

情報が2015年と古いのですがデンマークでも若者の投票率は18歳で85%と非常に高いですねー。

なんでデンマークも若者の投票率が高いのでしょう?

1.若い政治家がいる

2.有名バンドを呼んでお祭り雰囲気

 

1.デンマークでは18歳から選挙に出ることが可能。身近な若者が選挙に出馬して実際当選しているから投票に関心がある。

2.選挙に若者を呼び込むために選挙に際にバンドなどを呼んで楽しくする工夫をしている。

18歳で政治家になれるのはすごいけどよく考えたら当たり前だよな。

なんで投票する年齢と出馬出来る年齢に違いがあるんだよって話し。

 

ドイツ

※日本:2014年12月、第47回衆議院議員総選挙、
ドイツ:2013年9月、第18回連邦議会選挙

参考記事:「18歳選挙権」の先輩 ドイツの政治教育

こちらのグラフは日本との対比でかつ情報古めですが傾向としては現在とほぼ同じと考えていいでしょう。

ドイツではやや若者の方が投票率が低めですね。

 

アメリカ

参考記事:【PublicNotes】 投票率20%!?アメリカのミレニアル世代を知る3つのファクト

次の選挙でトランプ氏 VS バイデン氏で大きな盛り上がりを見せそうなアメリカ。

アメリカでは若者とその他との世代で投票率が大きく離れていまねー。

理由として考えられるのは3つ。

1.有権者登録

この登録をしないと投票が出来ないのでそれが若者の中で面倒となっている。

しかも、別の州に引っ越しをすると再登録が必要。

2.投票曜日

大統領選は毎回火曜日に行われるので普通に学校がある。

3.政治について若者がよくわかってない

政治に関しての授業が高校生までかなり手薄。

自分たちが投票しても意味ないと思っている人が多い。

アメリカってお祭りチックに選挙やるから投票率高いと思いきや日本と大して変わらないっていうのが驚き。

 

日本

やっときました日本。

まずはこちらのグラフから。

衆議院議員総選挙における年代別投票率の推移

日本では全体の投票率自体も下がってきており20代、30代はひどい有様ですね。。。

なぜ、こんなにも日本の投票率が悪いのか考えてみました。

ほぼ悪口で埋まりますがご了承ください。

・単純につまらない

・学校の教育で選挙の大切さなど教えられていない

・政治家のくだらないスキャンダルばかりメディアが取り上げる

・メディアがまともな報道していないから選挙の情報もきちんと国民に伝わっていない

・そもそも投票がめんどくさい

・選挙が身近に感じない

・当選のルールがわかりづらい

・選挙前に全然メディアが報道しない

・政治への不信感が強い

・政治の話しを家庭などですることにタブー感がある

 

こんなところでしょうか。

簡単に言うとメディアがカスで国民もそれを見抜く力がない雑魚になってしまっている。

それもこれも義務教育でしっかりとリテラシーをつけていればカスなメディアに踊らさせれることなく正しい情報を取りに行けるようになる。

若者の投票率を上げるためには

結局若者の投票率を上げるためにはすでに投票率が高い国を参考にして取り入れるのが一番!

特にスウェーデン、デンマークは日本の真逆の教育をしているのでぜひ参考にするべき。

 

1.学校の義務教育で選挙の大切さをしっかり教える。

日本ではルールを守らせることに固執しておりルールが正しいかどうかを考えさせる機会が皆無だ。

学校の校則などが間違っている可能性があるのに声をあげる機会が与えられていない。

子どものころから大人のように意見を言わせて主張をすれば世の中が変わるという体験をしてもらう必要がある。

 

2.メディアについて学校で教える

大人がほとんどメディアを信じ切っているので子どもに正しいメディアの捉え方を教えるのは至難の業だがこれをやらないといつまでたっても頭の悪い日本のままになってしまう。飲料メーカー、特にお酒の会社などCMを出しまくっている大スポンサーの悪口などメディアが報道できるわけないといった背景を理解する力がつかないとYouTubeなどに媒体が移ってもただただ情報を鵜呑みにするアホが量産されてしまう。若い時から教育していくべき。

 

3.学校の授業でお金、宗教、政治の話しを突っ込んで行う

世界の戦争の原点に宗教問題があり、もっとも生活に身近なものお金、日本で生きるうえで本来すごく大事な政治の話しが学校の授業で十分にできていない。だから家庭でもそういった話しにならないしどこかタブー感がある。これを学校から変えていく必要がある。

 

4.子どもに学校運営に参加させて一緒に学校を作っていく

校則、給食、いじめ問題、校舎の工事など学校運営に関わる会議に子どもを参加させる。さらに出来れば政党に青年部を作って直接若者から意見を取り込めるような環境が出来れば自分たちの意見で世の中が変わるということが認識できるようになり投票率が上がる。

 

5.リアルな模擬投票を学校で行う

模擬選挙は日本にもあるらしいが(自分は覚えていない)スウェーデンのように実際の選挙日に合わせてやり方も実践と全く同じにすれば自然と卒業後も投票に行くようになる。

 

6.選挙出馬出来る年齢制限を下げる

日本では衆議院25歳、参議院30歳と出馬の年齢制限があるがデンマークでは18歳から出馬可能。18歳で当選する人もいるから同年代が出ているということで関心が沸く。そして若者の投票率が上がる。日本では出馬するのに300万円かかるのに対してデンマークは約6万円ほどですむとか。出馬のハードルを下げる必要がある。

 

7.選挙を面白く工夫する

選挙自体地味でつまらないイメージだし実際投票所とか近くの小学校でかなり地味。ネット投票にして利便性をあげるとかタレントを使って選挙を盛り上げるとかしていい気がする。超大事なイベントなんだし。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

若者の投票率に関しての記事でした。

今回この記事を書こうと思ったのは若者の投票率を上げることでしか日本の負のスパイラルを改善出来ないのではと思ったからです。

負のスパイラルとはこれですね!

若者の投票率が低い

政治家が自分が当選するために年寄り向けの政策を盛りだくさんにする

若者がそのための費用を搾り取られるし将来を担う子どもへの教育投資などが出来なくなる

若者が貧乏になり、消費が落ち込む、子ども育てるお金がない、子ども産まなくなる

(年寄りは消費にお金を回しづらい、いつ入院とかで出費するかわからないしもう働けないから派手に消費出来ない)

子供への投資が出来ないから世界との競争力が落ちる、日本ますます貧乏

 

このスパイラルがこうなることを祈っています!

若者の投票率が高い

政治家が自分が当選するために若者向けの政策を取り入れる

将来を担う子どもへの教育投資などが活発になる

若者が潤い、消費が上がる、子ども育てる余裕が出来て、子どもを積極的に産む、少子化止まる

子供への投資で世界との競争力が上がる、日本復活!

それでは!

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